2024年10月4日(金)午前8時50分から10時40分まで、渋谷区立代々木中学校にスタートアップやVC、大企業で活躍する登録サポーター13名を初めて派遣し、全校生徒約380名向けに講義を実施しました。
代々木中学校では探究の授業の一環として前期より各ゼミに分かれて研究課題に取り組んでおり、後期は「生徒各自の関心内容に基づき、各テーマに沿った第一人者と触れ合うことで、社会と繋がるきっかけを提供し、新たな気付きを与える」ことを目標に本事業を導入しました。
生徒たちは「国際」や「モヤモヤ」、「スポーツ」といった計13の分野に分かれ、各サポーターの現在の仕事や学生時代の原体験に関する話に聞き入ったり、積極的に質問したりと、主体的に学ぶ意欲を見せていました。
具体的に「理科」のゼミでは、「生物の命のメカニズム」や「ウイルス」等の、生徒たちが科学の面で興味を有する質問が数多くサポーターに投げかけられておりました。サポーターからはそれらの回答のみならず、「マインドマップ」や「モチベーショングラフ」のように自己理解を行うためのツール紹介がなされ、双方向のコミュニケーションが活発に行われておりました。
また「プログラミング」のゼミでは、「生成AIが数多くの情報をどのように処理しているか」といった専門的な質問が数多く投げかけられ、休憩時間にも、生徒たちとサポーターが近い距離感で触れ合う様子が見受けられました。
アンケート結果によると、今回のプログラムを通じて生徒たちの「新しく何かに取り組んでみよう」という気持ちが以前よりも向上しており、ご担当教員からも「生徒たちが今後のキャリアを考える上で参考になったのではないか」との声が挙がりました。
今回が第1回のサポーター派遣となるため、以降、都内の高等学校・中学校への派遣を本格的に開始いたします。