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東京都アントレプレナーシップ育成プログラム  和洋九段女子中学校高等学校サポーター派遣報告

菅田悠介氏(NPO法人MOTTAI 代表理事)

2024年11月27日(水)、和洋九段女子中学校高等学校にNPO法人MOTTAI菅田様を派遣し、アントレプレナーシッププログラムの受講生(中学3年生全員)77名向けに、講義を実施しました。

和洋九段女子中学校高等学校では、「起業」を将来の選択肢の1つとして考えていくためにアントレプレナーシップ教育を行っており、生徒たちに「想いをもって起業をする選択肢について知ってもらう」ことを目標に本事業を導入しました。

授業の前半には、菅田様が現在取り組まれている活動内容や学生時代の経験についてのお話があり、中でも食品ロスに関する菅田様の問いかけに生徒たちは関心を示していました。

授業の後半には、菅田様が食に興味を持ったきっかけや食に関する原体験についてのお話がありました。終盤には学生時代にすべきことは何か、といったメッセージも伝えて頂きました。

アンケート結果では、「動物を解体してから食べ残しができなくなったと話が印象に残りました。また、言葉で伝えるだけではなく、実際に見て知ってもらうことが大切だということが分かりました」「自分が嫌だと感じる負の感情をタネにして起業のアイデアを考えるという考えが新しくとても印象に残りました。好きな事を伸ばせという言葉はよく耳にしますが、無理に好きなもので決めようとしなくても良いのだと思いました」「起業に必要な準備についてもっと聞きたくなりました」などのお声を頂きました。

生徒たちは今回のプログラムを通じて、関心分野へのチャレンジ精神や将来に向けた行動への意識が高まったことが分かりました。

小さな違和感や負の感情をバネに、行動力をもって自身の関心ごとへ取り組んでいく新たな選択肢について考えるきっかけとなる派遣でした。