2024年12月19日(木)、東京都立江東商業高等学校に株式会社SHARE EAT福田様を派遣し、高校1年生約170名向けに、講義を実施しました。
都立江東商業高等学校では、「自己理解・他者理解について」及び「資本金を基に自分の想いやビジネスを膨らませていく方法」について学びを深める目的で本事業を導入しました。
授業の前半では、福田様が取り組まれている事業内容や幼少期・学生時代のご経験についてお話頂きました。闘病やいじめを経験し人との違いや関わり方に悩んでいた過去や、人との出会いを通じて起業した過去について、まっすぐに言葉を届けて頂きました。起業後製品を販売する中で、「特別なものではなく皆と同じものを食べさせたい」という糖尿病の子供を持つ母親の言葉をきっかけに新たな気付きを得たことや、1型糖尿病と向き合う子供たちも楽しめるクリスマスケーキをプレゼントする取組も行っているというお話も頂き、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
授業の後半では、人生の捉え方や夢の持ち方、将来・キャリア設計に向けて持つべきマインドなどをお話し頂きました。生徒たちからは今後の進路や生き方に関する質問が多く挙がり、生徒たちのアントレプレナーシップを大いに育む内容となりました。
アンケート結果では、「自分に自信が無くなっても誰にでもチャンスがあることは忘れないようにしたいと思った」「考え方を変えるだけで自分の将来を変えることができる、挑戦することを恐れてはいけないと知ることができた」などの声を頂きました。今回のプログラムを通じて、生徒たちは進路選択や人とのかかわり方について前向きな心持ちを得たことが分かりました。
また、御担当教員からは、「生徒にとっては、困難を乗り越えながら他者のために行動している福田様のお話は大変刺激になったと思う。生徒たちが挑戦に前向きになれるような講演だった」などの御回答を頂きました。
新たな選択肢に気づくことや、困難を乗り越えて挑戦することの重要性を再認識するきっかけとなった派遣でした。