2025年2月18日(火)、中村中学校・高等学校に株式会社SISTERS 鈴木様を派遣し、中学1年生から高校2年生向けに、興味分野の見つけ方やキャリア選択に関する講義を実施しました。
中村中学校・高等学校では、校内における探究活動報告会として「NQフェスタ」を開催しており、受動的にならずに意欲的に取り組む姿勢やキャリアの自由な在り方を学ぶことを目的に本事業を導入しました。今回、鈴木様にはNQフェスタの総括をご担当頂き、生徒様の発表に対する講評の後、全校生徒に向けた講義を実施頂きました。
講義の前半には、鈴木様から、実体験に基づいたキャリア構想やキャリアを選択した背景・心境の変化を詳しくお話し頂きました。また、「高校生の時点では自分が行きたい進路が確定していなかった」と生徒たちに当時の状況を共有した上で、将来何になりたいか、はっきり決まっていない生徒たちが前向きになるような言葉を届けて頂きました。
生徒たちからは「高校1年生の時に、日本ではなく海外に出て社会貢献について学んでいたことが非常に印象的でした」「自分も鈴木様のように、まずは少しでも興味のある分野を深く知ることができるように行動したいです」という声が挙がりました。
講義の後半には、鈴木様からキャリア選択の自由さや可能性についてお話し頂きました。「もっと自由に、もっと欲張っていい」というメッセージを軸に、固定観念に捉われず、幅広いキャリアの選択肢を持つことの大切さをお話し頂きました。特に、女性経営者のロールモデルが身近にいることの重要性や、STEM(科学・技術・工学・数学)分野を含む多様なキャリアの可能性について生徒たちに力強く発信して頂きました。
生徒たちからは「自分が興味のあることに取り組み続けることで、世界や皆のためになるというお話が印象に残りました」という声が挙がりました。
アンケート結果では、「社会の固定概念に囚われすぎないという言葉が印象に残っている。ほとんど男性しかいない職種に就きたいからこそ、今日の鈴木様の言葉が心の支えになるような気がした」「自分のやりたいこと、興味を持ったことに対してどんどん挑戦していきたいと思った」「自分のためにやってきたことが、他の人のためになったという体験談が心に残った」といったお声を頂きました。
また、御担当教員からは「中高時代は明確にやりたいことがなかったものの、ボランティア等様々なことに挑戦した結果、やりたいことが明確になったというお話は生徒にとって親近感の持てる話だった」との御回答を頂きました。
生徒たちの将来に対する漠然とした心配が払拭され、自分の好きなことや興味があることに対する行動意欲が刺激されるきっかけとなる派遣でした。