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東京都アントレプレナーシップ育成プログラム 都立井草高等学校サポーター派遣報告

2025年7月17日(木)、都立井草高等学校は同校2年生を対象とした「海外探究フィールドワーク指定校における国連大学の利用プログラム」の一環として派遣授業を実施しました。

本派遣では国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所よりユース連携担当の天野裕美氏を講師に迎え、海外修学旅行の事前学習として国際活動のご経験やグローバルなキャリア形成について学ぶ機会となりました。

UNDPの活動内容や自身の国際協力・交流の経験について具体的に語り、国を超えた文化交流の秘訣や、グローバルな視点でキャリアを築くことの重要性についてお話をいただきました。

講義後の生徒アンケートでは、「世界の問題について知ることができて良かった」、「自分の将来について深く考えるきっかけになった」という声など、自身の世界観が広がったというポジティブな声が多く寄せられました。

また、「海外で活躍する仕事を視野に入れたいと思った」といった声が多く寄せられ、世界で活躍することに対する興味・関心を芽生えさせる良い機会となったことが伺えました。

今回の講義を通じて、生徒たちがグローバルな社会や自身の未来について考え、国際社会での挑戦に向けて一歩踏み出す有意義な時間となりました。

UNDPの天野裕美氏は、今回の特別講義を通して、以下のように期待を語りました。
「受講いただいた生徒様にとって、国連開発計画(UNDP)の活動を知っていただき、また国際協力・交流に関して、新しい学びとなっていたら幸いです。」

 

<天野 裕美氏>

  • 国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 ユース連携担当

2007年から2年青年海外協力隊(青少年活動)としてヨルダンに赴任した後、在カタール日本大使館で専門調査員として広報・文化活動を担当。2012年2月からUNDPスーダン事務所に所属し、ダルフールで6年間ユース・プロジェクトに従事。ジュネーブの国連難民高等弁務官事務所でのユース連携用教材作成コンサルタントを経て、2021年2月から現職。現在、若者起業家支援のYouth Co:Labなどを担当。日本、英国、スイスで、文学士号(国際文化)、人権学修士号及びMBA取得。

〇生徒たちへのメッセージ

国連開発計画 (UNDP) とシティ・ファウンデーションは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた、若者による社会起業とイノベーションを推進する「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」をアジア・太平洋地域で展開しております。日本とアジア・太平洋地域における若手社会起業家の取り組みを紹介します。

天野 裕美 | TIB Students