特定非営利活動法人越境先生 代表理事
Classi株式会社 セールスマーケティング部PMMチーム/マーケティング企画
前田 央昭
自身を端的に表す一言 | 学校教育と社会との境界を突破する。 |
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キャリア・経験 | 非営利・NGO |
講演可能テーマ | キャリア支援 |

自己紹介
兵庫県立兵庫工業高校卒業後、浪人し普通教科を初学しながら吉本新喜劇に入団。その後大阪教育大学に入学し芸能と教育学を並行させる。大学卒業後は神戸市中学理科教諭として採用され8年在籍の後、教員の複業の可能性を模索するため大阪市小学校非常勤講師と個人事業を兼務しながら教員の越境に関する任意団体を立ち上げる。2023年Classi株式会社入社。自治体や学校と協働するイベントのPM等を経て、現在はプロダクトマーケティングに従事。特定非営利活動法人越境先生の代表理事として教員の複業の研究・啓蒙・研修・制度提言などを行う。著書「先生が複業について知りたくなったら読む本」(2024年・学事出版)
学生たちへのメッセージ
僕はいま、自分の人生の“過程”の中にいます。
中学時代は勉強へのモチベーションもなく、なんとなく工業高校へ進学。
夢中になれず、周囲の情熱に圧倒されては挫折を繰り返してきました。
高校卒業後に飛び込んだ芸能の世界でも、自分の「中途半端さ」を突きつけられたように感じて、また道に迷いました。
でも教師として、目の前の子どもたちや責任と本気で向き合う日々の中で、
自分にとって命を燃やせるテーマにようやく出会えたんです。
それが「教員の越境」。
今は、より広く社会に目を向けたくて、民間企業に身を置きながら、越境によって出会った仲間たちと非営利法人を立ち上げました。
そして今まさに、私たちが大事だと信じるテーマを、社会に投げかけています。
でもこれは、“完成した姿”ではありません。
挑戦の途中にいて、手探りで進んでいる“課程”の真っ只中です。
だからこそ伝えたい。
今の自分に自信がなくても、やりたいことがわからなくても、
「そのままのあなた」には、すでに可能性があるということ。
本プログラムでの様々な人との出会いが、あなたの中にある「やってみたい」をすくい上げ、
世界との新しい接点になることを願っています。
僕も、まだ道の途中です。
同じ社会に生きる仲間として、一緒に越えていきましょう。