株式会社艶金 5代目アトツギ / 取締役
墨 俊希
自身を端的に表す一言 | 繊維業界のアトツギベンチャー |
---|---|
キャリア・経験 | テクノロジー・情報技術 製造業 |
講演可能テーマ | 若手からの視点 モノづくり |
ソーシャルメディア |

自己紹介
愛知県立一宮高校、同志社大学経済学部卒業後、新卒でアクセンチュア株式会社へ入社。主に大企業の製造業を相手にDX戦略策定、顧客体験設計などに従事する。その後、明治22年創業の繊維メーカーである株式会社艶金(つやきん)へ入社し、現在は取締役としてファッション/産業用途向けの既存事業の拡大や大学との共同研究による新規事業開発、ベンチャー企業・地域企業との共創等に従事する。
早稲田大学大学院経営管理研究科(MBA)修了
一般社団法人ベンチャー型事業承継 事務局
日経クロストレンドにて「アトツギ特集」の連載を執筆中
学生たちへのメッセージ
ベンチャーには大きく分けて2つの形があります。
ひとつはゼロから事業を生み出す「スタートアップ」。もうひとつは先代から受け継いだ会社を進化させる「アトツギベンチャー」です。
日本の企業の約99.7%は中小企業であり、そのほとんどがオーナー企業、つまりファミリービジネスです。実は、私たちの身の回りにある食品やお酒、衣服、アウトドア用品などの多くは、2代目・3代目のアトツギたちの手によってつくられています。スタートアップがすぐに工場を持つのは簡単ではありませんが、アトツギはすでにある製造現場やノウハウを活かし、ベンチャー魂を持って日々の暮らしを支える“ものづくり”を担っているのです。
そして日本は世界でも類を見ない「長寿企業大国」。創業100年を超える企業のうち、4割以上が日本企業だと言われており、ダントツで世界No1です。私の会社も、今年で創業136年を迎えました。
世界中の起業家がシリコンバレーに集まるように。日本発の新たなビジネスカルチャーとして、「アトツギベンチャー」が世界から注目される日もそう遠くはありません。
みなさんもぜひ、この新しい挑戦の一員になりませんか?ともに、次の100年をつくっていきましょう。