2025年3月24日(月)、都立豊島高等学校に株式会社MIXI村瀬様とClassi株式会社/武蔵野大学アントレプレナーシップ学部客員研究員椎葉様を派遣し、高校1・2年生の生徒それぞれ約320名向けに講義を実施しました。
都立豊島高等学校では、それぞれの学年に合わせ、考え方の幅を広げること・将来の選択肢を広げることを目的に本事業を導入しました。
高校2年生に向けた授業では、椎葉様から「越境のすすめ」をテーマとしてご講演頂きました。椎葉様は、国境を超えることだけが『越境』ではなく、「当たり前とされる環境や考え方から一歩外に踏み出すこと」も越境であり、本・映画・漫画といった生徒の身近にあるものは越境体験の宝庫であるとご紹介頂きました。
また、海外での越境体験を踏まえて、越境を体験した後に自分の想いを言語化することの大切さについてお話し頂きました。椎葉様は自らの価値観や情熱への気づきを通じて、自分に合った興味分野やキャリア選択が可能になると述べられ、「万人にとっての正しい答えではなく、自ら答えを作ること」の重要性を強調し、講義を締めくくられました。
高校1年生に向けた授業では、村瀬様から「何が成功なのか、なぜ “成功した“と言われるのか」をテーマとしてご講演頂きました。
生徒達に伝えたいメッセージを組み込んだ自作の音楽で入室する生徒達を迎え、賑わいのある雰囲気でご講演がスタートしました。
村瀬様は、「『成功』とは自分の価値観に沿っているか」であると述べ、職業や肩書といった「How」ではなく、一人ひとりが大事にしている考え方や信念である『What』や『Why』を軸として生きることの大切さについて生徒に訴えかけました。
また、生成AIが台頭した現代社会における主体性の重要性についても触れ、安定した環境に居続けるのではなく、自ら考え、行動し、修正する「自分で選び取る力」の大切さについてお話し頂きました。
最後に、村瀬様は生徒たちに「今日 “半歩”踏み出しましょう」とメッセージを送り、講義を締めくくられました。
生徒一人ひとりが持つ価値観や情熱の大切さ、そして主体的に行動することの重要性に気が付くきっかけとなる派遣でした。